一言で言えば、コンテンツが”気に入られた”わけですが、人気サイトの運営者は決まって「何も変わったことはしていない」と言います。しかし、他のサイトと違うところは、徹底的に情報を集め、提供している点です。内容(コンテンツ)の充実は、ホームページの要です。
以前は、以下のようなことが、サイトをまた訪れてもらう為の施策、常連形成の仕掛けとして推奨されていましたが、現在では、必ずしも当てはまりません。
- ”お気に入り(ブックマーク)”に登録してもらう
→結局、ブックマークに登録してもらえるほどの内容の充実が必要。 - 掲示板の設置
→掲示板の書き込みはいたずらなどトラブルのリスクが高くなった。
→普通の人が書き込みを行うのは、依然、かなりハードルが高い。 - ミニゲーム、素材の提供、懸賞(プレゼント) などの景品
→ホームページの内容に無関心な来訪者がふえる。 - メールマガジンの発行
→メールマガジンが充実するとホームページを見る必要がなくなるというジレンマ
SEOは、検索エンジン最適化の略語です。同じ作成するなら、より効果的にホームページを作成してやろうという考えです。確かに、検索エンジンとの親和性は考えるべきですが、究極の検索エンジンが目指すのは、あるキーワードに最も適したホームページを閲覧者に示すことです。
そのために、検索エンジンは検索アルゴリズム(手法)を頻繁に改善して、よりうまく検索できるように変化しています。その変化に、SEO対策もめまぐるしく変わります。今まで、有効であった手段がいつ無効になるのか全く判りません。
したがって、内容を充実させることこそが、一番、無駄にならない確実なSEOといえます。