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売上をあげるホームページ - 技術系中小企業のホームページ・IT活用ならノーブ

インターネットを活用して売上を上げることは、基本的に他の業務と何も変わりません。

計画をたてて、実行し、業績を評価して、改善策をたてる

この繰り返しです。ホームページと言うだけで、別のものと考えがちですが、普段、行っている営業活動をインターネットで行う手段に置き換えてみてください。

新規来訪者を増やすために、5W1Hで考えてみます。

もちろん5W1Hとは、文章を書くときに使う、英語の「何が」、「誰が」、「どこで」、「いつ」、「なぜ」、の5つの頭文字Wと「どのように」のHのことです。

 

来訪者が増えたのは、検索エンジンが検索結果の最初の方に貴社サイトを表示したからです。

 

自社のアクセスログをご覧いただき、来訪者数とリンク元検索エンジン総数と比較してみてください。ほとんど同じでありませんか。

同じ来訪者が、別のキーワード検索で来訪することもありますので、来訪者数の方が少ないぐらいではないでしょうか。これは、ほとんどの人が、検索エンジンを経由で、やって来くるという証拠です。

 

あるホームページにたどり着くには、検索エンジンを利用する以外、下記4つの方法があります。

  1. ホームページアドレス、URLを知っている=直接入力した
  2. 「お気に入り」に登録してある
  3. ブラウザの閲覧履歴から探した
  4. 別のホームページのリンク集からたどり着いた
ケース1の割合は、テレビ、雑誌、新聞広告などで大々的に自社URLの告知でもしない限り、微々たるものです。名刺交換だけで、でこれを伸ばすなど、考えられません。残り3つは、最初に検索エンジンで探した後で行われた可能性もあります。
 
検索エンジンに掲載されることは必須条件ですが、載っていても、検索結果の上位に表示されなければ、目にとまりません。通常、検索結果の2ページ目までぐらいは、一般の人は目を通すようです。
 
検索結果の下位に表示されていたり、掲載されていなかったページが、上位に表示されるようになれば、人目を引き、アクセス回数はぐっと増えるはずです。

来訪者が増える直接の要因は、検索結果の上位で表示されるようになることですが、では、なにが、影響するのでしょうか?

 

それは、貴社サイトが提供する質の良いサービスや情報です。

 

情報と言っても特別なことではありません。貴社製品の説明が来訪者の求める情報と一致すればよいのです。それが、検索エンジンの結果表示で上位に表示されることにつながるのです。

 

上位に表示される条件に、多くのページが貴社サイトにリンクを張っていることがあげられます。リンクするということは、サイト管理者であればおわかりになると思いますが、それなりに面倒な作業です。それをわざわざ行うというのは、貴社が提供するサービスや情報の価値をリンクしたサイトが認めていると検索エンジンは判断するわけです。したがって、リンクされていれば、されるほど、検索エンジンの評価は高くなります。

 

検索エンジンは人間と同じようにリンクをたどってホームページを読み、解析を行います。既に、検索エンジンに登録されているホームページから貴社サイトにリンクが設定さていれば、それをたどって、貴社ホームページが読み込まれ、登録されます。このとき、検索エンジンは、「わざわざリンクを張る手間をかけるほどのよいホームページである」と貴社サイトにプラスの評価を行います。さらに、貴社にリンクを張っているホームページが良いホームページなら、貴社ホームページも当然良いはずと通常より、評価も引き上げられます。当然のことながら、あまり評価されていないサイトから沢山リンクされていても、評価は上がりません。塵はつもっても、ゴミの山というわけです。

 

では、良いサイトに評価されるには、何が必要か?

当然、リンクしたいと思ってもらえるほどの情報やサービスが掲載されていることが必要となります。

来訪者が増えるのは検索エンジンが貴社ホームページのデータを読み込んでから2〜3週間後です。もちろん、上位に表示された場合です。したがって、何か、対策をとっても、結果がでるまで数週間を要します。

 

 

最近では、新しいサイトが登録されるのに2ヶ月以上かかる場合もあります。検索エンジンは全世界のホームページを相手にしてます。その総数は2005年には百億ページをこえています。いかに強力なコンピュータシステムを検索エンジンが用意しているとはいえ、100億のページの相互関係と、そのキーワードを記録した膨大なデータの中では、1ページホームページが更新されるまでに膨大な時間が必要な事はうかがい知れます。

物理的に処理が追いつかない事に加え、検索順位を内容以上につり上げようとする検索エンジンスパムに対抗するため、更新をあまり早くおこなわない対策をとっているとも言われています。

 

検索エンジンは日々進化しますので、特化した対策をとっても、その対策はすでに役に立たないかもしれません。無駄であったことがわかるのは、数週間後です。検索エンジンの為だけに何か対策をとっても、無駄になるかも知れません。それよりは、新しい情報の掲載やサービスの提供に努力したほうが効果的です。

 

 

来訪者を増やすには、まず、ホームページの内容を充実させることが重要です。

 

とにかく、検索エンジンの上位に、掲載されれなければ、来訪者はやって来ません。自社のアクセスログ解析を確認してみてください。来訪元のほとんどは、検索エンジン経由であることが、はっきり分かるはずです。

 

その為には、外部的な要因と内部的な要因を改善しなければなりません。

外部的要因は貴社サイトをリンクしてくれるサイトを増やすことです。手作業でリンクを依頼しても、労力の割に大きな改善は望めません。業者に依頼して、リンクを増やしてもらう方法もありますが、ただ闇雲に被リンクがふえも、現在では、劇的な変化は望めません。一番有効なのは優良サイトが貴社サイトをリンクしてくれることです。その為には、やはり、内容の良いサイトに自社サイトを高める必要があります。結局、内部的要因の改善、コンテンツの充実が、外部的要因も改善して行きます。

 

さらに内容の拡充は再来訪率も上げてくれます。しかし、サイトの運営で一番難しいのがコンテンツの拡充とも言えるでしょう。多くのサイトで行われていない事実がそれを裏付けています。

 

内容の充実には2通りあります。

  1. 内部で拡充する - 自社で内容を追加していきます。どこの会社のご担当者も、「ホームページに掲載するような記事は無い」と、おっしゃいます。しかし、純粋に製品仕様だけを掲載したらどうでしょう。数字の羅列で、検索して、見つけてもらえるような内容はありません。製品の説明や特徴、セールストークで話すような内容が大切です。これなら、いくらでも出てくるのではないでしょうか?
  2. 外部の力を借りる - 閲覧者にコメントを付けてもらったり、閲覧回数でランキングしたり、点数を付けてもらったり(レイティング)、来訪者に参加してコンテンツを増やす方法もあります。いまでは死語となってしまった「Web2.0」がこれにあたります。しかし、コメントを付けてもらったり、書込をしてもらうことは、インターネット創世期から合った手法で、自然流れです。「Web2.0」という言葉は見かけなくなりましたが、手法自体は今後も続くでしょう。

最後に、検索広告です。金額にもよりますが、お金を払えば、検索結果の上の方に確実に自社サイトを表示できます。

内容を充実させても、検索結果の表示順位が改善されるまでに、時間がかかります。個人のホームページなら、気長に待つこともできますが、企業サイトでは、その間の販売機会の喪失は、無視できません。先に卵を産む鶏を買うのが企業経営です。

 

 

究極の検索エンジン対策であるホームページの内容充実はどうしたら行えるのでしょう。

それは、意外に簡単な、情報の掲載です。

 

驚くことに企業のホームページで不足しているは、閲覧者の欲しがる情報です。

 

下記は良くある、ホームページに掲載を依頼される情報です。

  • 製品仕様 = 数値や単位がほとんど
  • 製品写真 = それが何か知らない人には全く無意味
  • 特徴 = 「それで?何か?」
  • 専門家に向けた情報

これらの情報掲載が、なぜ、いけないのでしょう?

来客頻度をあげることが、なぜ重要かというと、「80対20の法則」が存在するこらです。

「80対20の法則」

とは、売上の80%を20%の顧客が出していることです。もちろん、この20%とは常連さんの事です。

なぜ再来訪者が多くなったのでしょう?

サイト内の役に立つ内容、サービス(コンテンツ)が来訪者に認められたからです。繰り返し、お客さんが来てくれるのは、サイトを気に入ってくれたからです。最初に来たときに、また、来ようと思わせるだけの内容に変わったので、再来訪者が増えたわけです。短絡的には、コンテンツの拡充で再来訪率が上がったことになります。

いつも、同じものしか置かないお店より、いつも新しいものがある、あるいは、そう 期待させる店の方が再来訪率は高くなります。

ホームページに置き換え変えると、

更新頻度を上げる

つまり、頻繁に更新することが必要です。