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失敗しているホームページ - 技術系中小企業のホームページ・IT活用ならノーブ

ホームページは作ったけど、全く効果が出ていない場合、必ず何か原因があります。良くある失敗例についてまとめてみました。「作ったけど、こんなものか」などとあきらめないでください。効果が出ていないのには、必ず原因があります。

 

自社のホームページは、確かにインターネットで見ることができるのに、引き合いがないと、感じている方は、まず、自社サイトが検索エンジンに登録されているか確認してみて下さい。

通常、ホームページを制作しさえすれば、自動的に検索エンジンに登録される訳ではありません。電話帳のように、自動的に掲載してくれるわけではありません。自身で申請をしていない場合は、誰かが代行して申請しているか、既に検索エンジンに登録されているサイトからリンクが設定されたかのどちかです。もし、自分で申請をしていなければ、登録されていないと考えるのが妥当です。

「検索エンジンへの登録確認」で自社サイトが検索エンジンに登録されていないことがわかれば、登録申請を行い、掲載を依頼します。

登録申請は自分で行えば、無料です。もちろん、あなたの時給分は費用が発生しますので、無償と言うわけにはいきません。

登録申請は、各検索エンジンのホームページを開いて、リンクをたどってください。というのも、登録方法は変更されることがあり、いつでも同じとは限らないからです。

ヤフーはお金を払えば、ディレクトリ検索に登録するための審査を行ってくれます。登録を保証をするわけではないので、間違えないでください。また、もし、審査に落ちた場合、内容を修正して、再申請が必要になります。ホームページ制作を専門に行っていないのら、敷居が高いかも知れません。

 

検索エンジンに登録されたのが、トップページだけで、いつまでたっても、他のページが登録されない場合、ホームページにデザイン上の問題を抱えていることがあります。

 

失敗しているホームぺージの中には、いつまでたっても、登録申請したトップページしか登録されされないことがあります。そのような場合、下記のような問題が考えられます。

  • トップがフラッシュで他のページに移動するリンクがない
    将来的にはわかりませんが、検索エンジンはフラッシュだけで作成されたページの内容を完全に把握することができません。
  • トップからの移動手段がスクリプト経由である
    Javascriptなどスクリプトと呼ばれるプログラムを利用すると、凝った仕掛けでページ移動をさせることができます。
    しかし、スクリプトも検索エンジンは内容を理解することができません。人間が操作するように、サイトの中をみてまわることができず、最初の1頁で立ち往生してしまいます。
  • トップからの移動手段がリンクマップである
    これも検索エンジンは飛び先を把握することができません。トップページだけを読込、他のページを見てくれません。

上記の場合、慣れない初心者では、ページ移動方法を発見できないことがあります。リンクは、それがリンクまたはボタンであるとはっきり分かるデザインにする必要があります。さらに、ポインタが上に乗ったら、色や形を変えるなど、クリックできる事を示唆するデザインにすべきです。

 

次にホームページの内容が正しく登録されていないか、または、全く登録されていない場合があります。検索エンジンの検索結果に、サイトのアドレスと一緒に表示される、ホームページのタイトルや抜粋された内容は、検索した人がそのページを訪れるか判断する材料になります。サイトを訪れてもらえるような内容が表示されるようにすべきです。
正しく表示されない場合は、下記のような原因があげられます。

  • 画像だけで作成されているページ
    人間が文字が読めても、画像データ中の文字は検索エンジンは読むことができません。画像なのか文字データなのか簡単にみわけるには、ページ上の文字をマウスで選択してみることです。自分の指定した部分がうまく選択できるようなら、文字(テキスト)情報でページが作成されているので、問題ありません。
  • フラッシュ、PDFのページ
    これも画像と同様にデータが検索エンジンに提供されません。ただし、PDFについては、正しく変換してやることで、検索エンジンに文字情報を提供することができます。これについても、判定方法は同じです。PDF上でテキスト選択ができれば、検索エンジンも文字情報を読み込んでいます。
  • 検索エンジンへの掲載が始まって間もない場合
    これは、検索エンジン側に余力がなく、ページの詳細な解析ができていない場合です。しばらくして、表示が詳しくなれば、問題ありませんが、いつまでも、変わらなければ問題です。しかし、そもそも貴社のサイトの解析は優先順位が余り高くないことを意味しています。しっかり、フォローする必要があります。
  • サイトのレスポンスが遅い場合
    廉価なホスティングサービスや特殊なプログラム(CMS:ホームページ更新システム)を利用している場合、検索エンジンのデータ取得に、時間がかかり、情報を提供できない場合があります。応答が早くなるよう、別のサーバーに移転したり、プログラムの性能を上げる対策が必要です。

 

失敗しているホームページでは、「わかりやすさ」が欠けているいることが多くあります。何のホームページか、分からないのです。

 

ホームページで意外と多いのが連絡先の表示漏れです。サイトの中に問い合わせページがあっても、目立つところにリンクがあって、すぐに開けるようななっていなければ、連絡してもらえないこともあります。