ソフトバンクアンドロイド

ソフトバンクがアンドロイド携帯の発表をおこなった。(CNET記事:ソフトバンクモバイル、Android搭載スマートフォン「HTC Desire」を4月下旬発売

iPhone陣営側に入ったら、Andoroidは扱えないのかと思った。と言うことは、DocomoでもiPhoneを使える可能性もあると言うことである。最近、SIMロック解除の話題もでている。(携帯電話のSIMロック解除を検討へ)現に、iPhoneの設定メニューにはキャリアを選択する画面がある。香港では、すでに、サービスが始まったとも聞く。(アップル、SIMロック解除の「iPhone 3G」を香港で発売

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無線充電器搭載ノートPC

ガジェットネタがつづく。
BTOパソコンで有名なデル社が無線充電のできるノートパソコンを発表した。(CNET記事:デル、無線充電機能を搭載した新型ノートPC「Latitude Z」を発表)30日の日経新聞夕刊にもこの記事はでていた。

写真を見ると充電器はかなり大きい。無線充電で、一番身近といえば電動歯ブラシだろう。水浸しになる歯ブラシに、電気のコンセント差し込んだら、ショートしそうである。無線なら、接触部を樹脂などで覆える。他にも、無線の方が大電流を流しやすいという利点を応用して、電動バスの停留所に充電器を設けるアイデアも採用されている。では、パソコンでの利点は何だろう。記事を見る限り、大電流=充電時間短縮ではなく、ケーブルを一切つながないといコンセプトの様である。

製品のコンセプトが米国DELLのサイトに掲載されていると思ったが、詳しい解説はなかった。日経新聞の記事が参考になった。

ラップトップというと持ち歩くことを連想するが、アメリカならいざ知らず、日本ではあのドッキングステーションは持ち歩けそうもない。また、データも転送出来るそうだが、電灯線から直接充電するわけでもないので、電灯線LANではない。無線LANやBluetuthを普通に使うようだ。ターゲットの客層には起業家、弁護士やクリエータなどがあがっているが、彼らは、電源ケーブル、LANケーブルとマウスをつなぐのも大変なのだろうか?モバイル端末にはそれなりのコンセプトがあると思ったが、今回は、どこかコンピュータデザインの方向性が違っているような気がしてならない。

ノートンの速度改善

セキュリティソフトで有名なSymantec社の「Norton」が速くなったと報じられている。(ZDNET記事:セキュリティソフトの「落とし穴」とパフォーマンスに対する悪評を払しょく

筆者とノートンの出会いは10年以上前になる。当時はMac用のパフォーマンス改善ソフトが主でウィルス対策もその一部と言った印象を受けた。ウィルス自体も多くなく、プログラム自体も小さかったのであろう。的確に不具合を修正し、快適な使用感を覚え、Windows版が発売されてからは、他のウィルス対策ソフトより、Nortonをお客様にも勧めていた。

しかし、数年前から、Windows系OSで、次の事が目立った。

  1. 導入する際に、非常に時間がかかる。特にネット接続が遅いと顕著。
  2. PC全体のパフォーマンスが落ちる

最新機種に導入する際はそれほどでもないが、数年程度古い機種では、非常に時間がかかる。4,5台の導入に1日かかってしまうこともあった。新しいバージョンでは、テレビでみた記者会見によると、性能の高くないネット端末と呼ばれる軽量パソコン、モバイル端末にも対応したと伝えていた。また、記事によると、1も2も改善したと言うが、「1はソフト本来の性能ではない。2は別のソフトが影響していた。」というSymantec社の主張には驚いた。

確実にウィルスに対抗してくれているという信頼感は薄れていないが、PCに対する脅威はメールからホームページなど経路が増加している。未知の脅威にも対抗できる技術を搭載したということなので、今後を見守りたい。

Windows 7は企業を救う?

マイクロソフトから時期OS、Windows7が発売される。不況で設備投資にお金をかけられない企業には歓迎されると思われる点が2つある。

  1. XP,Vistaの時のように新しい高性能PCに変える必要がない。メモリー容量が小さくても、CPUの性能が多少低くても動作する。
  2. XPモードでいまのソフトウェアが動作する。

しかし、そもそも、お金がない企業が、OSを交換する手間をかけるだろうか?答えはノーである。理由は2つ。

  • OS自体無料ではない。OSの導入費と既存ソフトやデータの入替作業費は通常のパソコン切換時と同じである。
  • 動作が遅いXPパソコンに導入して、パソコンの性能が上がるわけではない。

従って、Windows7が広まるのは、企業のPC買い換え時となる。前回は、XPにダウングレードしたユーザーや買い控えたユーザーが躊躇することなくWindows7を選べるようになったと言うことであろう。

動作条件については”Windows 7の最低動作条件“というマイクロソフトテックネットのフォーラムがある。もちろん、現状では評価版での内容である。

携帯サイトの未来

前回の温故知新ではないが、また少し古い記事を紹介する。「携帯サイトの利用実態調査、PCサイトの延長では効果薄く」(日経,IT Plus, 2008年9月1日)

この記事を読むと、うすうす気づいている方も多いと思うが、携帯サイトが効果があるというのは、制作会社のバブル演出だと確信がもてる。データ容量が非常に少なく、機能も少ない携帯用のサイトの制作費がPC用のサイト並みというのも納得がいかない。若年層の一般消費者向けのサイトで無料コンテンツやクーポンを提供してアクセス数を稼ぎ、広告費で費用をまかなうというのがサイトの運営方針になるだろう。顧客層が違う場合は、これから、焦って参入する必要もないだろう。

40代以上になると利用者が急激に少なくなるのは、やはり、

  • 見難さ
  • 操作の煩雑さ
  • 情報の少なさ

によるところが大きいだろう。Eee PCなど携帯モバイルPCやiPhoneなどのPCサイトの表示できる機器が増えれば、携帯専用サイトは表舞台から消えていくのではないだろうか。

 

 

iPhoneを使ってみる

iPhoneを先日、入手した。感想をまとめてみた。「電話としてはちょっと…」と言う声を耳にしたので、なぜか考えてみた。電話とは概念が違う気がする。パソコンに通話機能がついていると捉えた方がよいだろう。パソコンをよく使っている人なら良さが判ると感じた。パソコンオタクということでなく、インターネットやPCの恩恵を享受している人という意味である。

  • 購入までが長い。説明を30分近く聞かされた。個人の責任を自覚していない日本だけなのだろうか、説明や同意書などペーパーワークが多い。気弱な人なら辞めてしまうかも知れない。(白い犬の「おとうさん」ほどの意志の強さが求められる?家かマンションでも購入する感じである。)
  • マニュアルがない。正確にはほとんどない。根本的な使用ガイド「クイックスタート」がついている。これはApple製品固有のコンセプトであるが、知らない人は面食らうかも知れない。使って慣れろということである。もっとも、オンラインで調べることができるし、他の携帯電話の分厚い説明書は、自分で調べるより知っている人に聞いた方が早いくらいなので、紙を使わないだけエコである。
  • iTune必須。iTuneがないとPCにつないでも充電すらしない。iTuneは音楽や映像をオンラインで視聴したり、購入するソフト。無料でダウンロードできる。私はデジタルラジオを良く聴いている。新版のビジュアライザは思わず見入ってしまう。

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ミニノートPCにDell参戦

ついに、世界第2位のPCメーカー、DELLが超小型ノートPCに参入してきた。

ASUSのEee PCが出てから1年になる。既にHPやエイサーも参入している。BCNランキングによれば、8月のトップはエイサーの「Inspire One」である。Dellのそれ、「Dell Inspiron Mini 9」はどちらかというと、Eee PCと同じ分類で、軽くて小型で安いが、ハードディスクがなく、Officeなどのソフトを動かすものではないと言うスタンスである。と言うのも、普通のノートPCも販売するDELLとしては区別をつけて、ノートPCの販売は落としたくないというのが本音だろう。

しかし、性能ではInspire Oneは120Gのハードディスクを搭載しており、画面サイズ以外は、少し前のノートPCと遜色がない。価格は、パナソニックなどの日本の代表的軽量PCモデルが20万円することを考えると、1/4程度である。販売数が伸びるのも納得である。今後、競争が激しくなれば、軽量ノートPCとミニノートPC、モバイル端末の境界はますます、判らなくなるだろう。また、買いのタイミングが判らなくなりそうだ。

ノートPC市場三つ巴

Eee PCに代表されるの小型PCの参入で、HPやエイサーに注目が集まっていると思っていたが、一般的には、まだまだ、ノートPCが主流のようである。(BCN記事:ノートPCメーカー三つ巴、Eee PCに続く小型・低価格モデルに存在感高まる

漁夫の利はNECで、ソニー、東芝は軒並みシェアを落としている。高い価格帯から影響が出たのは否めない。先に撤退したIBMはほくそ笑んでいるかもしれない。

これで、ASUSは今までになかった市場を創り出したと言えるだろう。後から見ると、ユーザーの声を聞いていれば、ヒットは当然とも思えるが、だれもいないところへ参入するにはリスクもある。松下幸之助は2番手をねらえと言っていたらしいが、白兵戦専門の零細企業にはいづれも向かない。

ミニノートが躍進

2008/8/12日経の夕刊にも記事がでていたが、ノートPCがシェアを伸ばしている。ノートPCは日本の狭いオフィス、住宅環境を追い風に一時シェアを伸ばした。しかし、どうしても小型に押さえるために、性能に比べて価格面で割高になっていた。しかし、ここへ来て、ASUSのEee PCで火がついた低価格小型PCが伸びている。

海外では家庭内の2台目、3台目、つまり、テレビのように、最初は家に一台、普及が進むと、一人一台持つ時代になってきた訳である。また、メールやインターネットをどこでも見たいという需要で小型PCが伸びている。

一方、ノートPC出荷台数の伸びは2008年がピークという予測もある。この記事には、なぜピークに達するか理由が掲載されていなかった。今となっては、景気減速で一時的ピークになることは、予想が付く。今後は、ゲーム用などの高性能デスクトップ、オフィス用など汎用のノート、サーバーと3つに棲み分けが進みそうである。

ソニーよ!おまえもか?

CNETに「ソニーも低価格の超小型ノートPCを発表か?」という記事がでていた。台北で開催された「WiMax Expo」で、公開されたQuantaのコンピュータがそれである。こちらには写真も掲載されている。

しかし、ミニノートは既に百花繚乱である。しかも、価格競争の局面である。ソニーの強みがでる分野ではない。ソニーには、もっと驚くような製品を発表してもらいたい。

そういえば、この新ジャンルのPCは「5万円パソコン」として、日経流通新聞(日経MJ)の2008年上期(1―6月)のMJヒット商品番付の大関として入っていた。