IE8は大変更?

こないだマイクロソフトのブラウザIE7が日本で本格的に搭載が始まった(IE7強制移行?)ところだが、次のバージョンIE8ではかなり混乱しそうだ。”マイクロソフト、「IE8」に備えるようにウェブサイト保有者に警告”という記事がZDNETに掲載されている。いままで標準でなかったものを極力標準に合わせる方向では、あるようだが、どの程度標準なのか判らないのでは、対処の方法がない。

オフィス2007の互換問題といい、これだけ、利用者が多いのに、既存顧客を混乱させるような、マイクロソフト社の動向には驚く。落語なら天災で済まされるが、お客が逃げないのだろうか?

LinuxでWindows

ZD NETが、Linux上でWindowsアプリケーションが動作させられるソフトウェア、Wineがリリースされたことを伝えている。Apple Macintosh上でWindowsが動作したり、Windows上でLinuxが動作させられるソフトウェアがあったが、今度は、Linux上でWindowsのソフトが走る。

開発者のモチベーションとなったのは、Windows用のゲームをLinuxで走らせたいと言う熱意だったようである。しかし、これで、ますます、OSの壁がなくなってくる。ゲームメーカーは、すでに、複数の機器用のゲームを1つの開発プロジェクトで済ませるよう体制を整えているが、普通のソフトウェアもOSを気にせず動作させられる時代がやってくるのかも知れない。

そもそも、一般のユーザーにそんなことを気にさせるようでは、コンピューターの発展はまだまだだということだ。