検索結果上位表示プロジェクト

2011の11月からkenbikyo.orgを開設しました。

これは、筆者の知識をまとめたもので、同時に、コンテンツの拡充でどの程度の上位表示が行えるか実地テストする目的もあります。

ベースとなっているのは、顧客のサイトでコンテンツを作成したものですが、あまり、重要性を理解してもらえず、良い評価をもらえませんでした。しかし、このサイトの上位表示は間違いなくコンテンツ強化の結果です。それは、このサイトのキーワード検索で弊社作成コンテンツが上位に表示されていることで確認することができます。

さて、作成当時からインターネット、検索エンジンの環境はめまぐるしく変化しています。ブログやWikipediaが広まり、Yahoo JapanはGoogleと同じ検索エンジンを使っています。検索対象も数十倍に増えています。Google検索では最初の1ページ=トップ10表示がより重要になってきています。

そこで、腕試しのため、kenbikyo.orgがどの程度の労力で上位表示できるかレポートしていく事にしました。

グーグルの新しい検索方法

グーグルが携帯の画像で検索を行うことができる機能を発表した。(CNET記事:グーグル、携帯画像で検索する「Google Goggles」を発表) グーグルは音声での検索も発表している。(Google Japan Blog: 音声で Google 検索)

画像での検索はまだ、試験段階であるが、その可能性は広い。「セカイカメラ」の簡易版ほどの可能性がある。この新しい携帯電話の機能に2つのことを感じる。

  1. 検索は「言葉」から飛び出し、画像、音(音声)へ。SEOはどうなるの?
  2. 日本の携帯は特化(ガラパゴス化)して生き残り、スマートフォンは皆が必要とする機能を載せて増殖して発展。

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新素材ステレスボトル?

ゴミ問題や環境問題に対応した新素材

「捨てない」=捨てる+less(英語の『少ない・無い』を合わす語)を当てた造語

として説明したらどうでしょう?さらに、グーグル検索すると47万件みつかり、PPC広告もでているとなれば、一瞬、そんなものが、現実にあるのではないかと錯覚するのではないでしょうか?

種を明かすと、「ステンレス」のタイポ、入力間違いです。PPC広告はあまりにも「ステレス」と表記するものが多いので、ステレスで探しても表示するようにしたものと思われます。

お客様のホームページ制作中に発見したこの言葉ですが、2つの重要な意味があります。

  1. ネットに掲載されている情報は、本当に正しいのか判断がつかない。
  2. ホームページ制作を、自社の業務内容を熟知しない制作会社に依頼すると、内容のチェックがあまくなる。 “新素材ステレスボトル?” の続きを読む

Wikia Search打ち切り

ユーザーが検索結果に参加できる検索エンジンとして注目をあつめていた、Wikia Searchの提供が打ち切られることになった。(CNET記事:Wikia、「Wikia Search」の打ち切りを発表)

グーグルやヤフーのウェブサーチはコンピュータが機械的に作りだしており、必ずしも全て万人が満足するものではない。しかも、スパムを防ぐために非公開で、みんなが頼っている状態は、OSの一社集中の現象と何ら変わらない。Linuxの役割を検索エンジンにもたらすと期待されていたが、残念である。

Wikiaはインターネットの百科事典Wikipediaの提供を行っている組織である。ニュースでは同時に、Microsoftのデジタル百科事典事業、Encartaが打ち切られ、Wikipediaがその情報の移転を進めていることも報じている。
これは、朗報である。Wikiaは検索エンジンでなく探されるコンテンツで検索エンジンの偏重をただせば良いのかも知れない。ほとんどのキーワードでWikipediaがどの検索エンジンでもトップの検索結果になれば検索エンジンの改革を求める必要はない。

グーグルの改良

Google、検索結果ページで“セマンティックな”2点の改良」と言う記事がITmedia Newsに載っていた。

2点とは、要約すると

  1. 「他のキーワード」として表示されていたキーワードがもっと拡張された
  2. 要約文の表示がながくなった

である。

これらの変化がホームページ作成にどのように関連するか考えてみる。

1については、コンピュータがやることなので、限界があると思うが、自社サイトがグーグルにどのように理解されているか、解釈されているか、表示される関連キーワードで知ることができる。自分が目指したキーワードで検索をかけ、表示される関連キーワードが、ユーザーがよく使うと判断できる。もし、そのような記事がなければ、追加することで、ユーザーを増やすことも可能であろう。

2は、descriptionsメタタグやページの要約が重要になることを意味している。ページの内容を十分紹介できる、これらの情報は重要である。ページのデザインの関係で、要約文のスペースを作ることができない場合でも、メタタグは拡張可能である。ぜひ、全面的に見直して欲しい。

キーワードの選び方

サイトの企画時点では、キーワードとして、自社ブランド名をあげる方が多い。確かに、間違いではないが、ルイビトンやレクサスなど世界的ブランドはともかく、これから、市場に出ようとする場合、ネットで知名度を上げようとする場合、自社ブランド名や製品名は適切でない。

理由は簡単、そのキーワードで検索される可能性がないからである。インターネットの黎明期には、知っているサイトからリンクをたどって、別のサイトを尋ねることがあったが、現在では、ある目的をもって、キーワードを使い、検索をおこない、サイトを訪問するのが、ほとんどである。使われるキーワードがページ内で使用されていなければ、来訪者が来る可能性は実質ゼロである。

では、どうするか?

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