そろそろ明るい話題がほしいところ。CNETにそんな記事が出ていた。(記事:検索クエリから景気回復の「明かりが見えてきた」–Googleピシェット氏) 検索に使われるキーワードや量で、景気回復が見えるというのである。少なくともグーグルにとって不況は終わっているのだろう。
百年に一度の大不況といわれるが、書物やドキュメンタリー番組で知る1930年代よりひどいとはとても思えない。確かに、近所では、飲食店の閉店が多いが、浮浪者がそこら中に居るわけでもない。給料が減っていることより、将来展望が見えないので、出費を抑えているのではないだろうか?そうなると、すぐにこの基調は変わりそうもない。
さて、ピジェット氏は以下の6つの変革を予想している。
- Everything that was offline is now online
- Living in the cloud
- Innovation is cheap
- Everything localized down to you
- Search is personal
- All marketing is digital
もうほとんど実現しているようにも思える。これからは、情報はいつでもアクセスできるところにあるわけである。
また、いままでは、検索トップの企業だけに光が当たってきたが、これからは、検索は個人の趣味によって細分化・特化され、地域限定も復活するだろう。もっと、広い範囲の企業にもチャンスが回りそうである。