サイト作成から1ヶ月半、やっと、検索されるようになった。
先週、アレクサに登録をしたのが、功を奏したようだ。しかし、現在、グーグルのデフォルトでの結果表示件数は10件であるから、まだまだ、先は長い。しかも、「顕微鏡」ではなく96,000件ほどの「共焦点顕微鏡」での実績である。
ウェブマスターツールによると、その部品である「ガルバノミラー」でも表示が行われたようである。このあたりを強化して、他のページを引き上げていく方針である。
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ホームページの記事、コンテンツのあり方に関するニュースを集め、コメントしています。基本的にはSEOもコンテンツの充実をするべきと言う理念と新しいコンテンツやコンテンツ学会、著作権など社会的な動きにも注目しています。
サイト作成から1ヶ月半、やっと、検索されるようになった。
先週、アレクサに登録をしたのが、功を奏したようだ。しかし、現在、グーグルのデフォルトでの結果表示件数は10件であるから、まだまだ、先は長い。しかも、「顕微鏡」ではなく96,000件ほどの「共焦点顕微鏡」での実績である。
ウェブマスターツールによると、その部品である「ガルバノミラー」でも表示が行われたようである。このあたりを強化して、他のページを引き上げていく方針である。
検索結果上位表示プロジェクトでは、オープンソースのCMS(コンテンツマネージメントシステム – ブログのように投稿でホームページができあがるシステム)を敢えて使用している。
単に上位表示を目指すならホームページの記述言語、HTMLで作成した方が効率的である。理由は、CMSでは、検索エンジンとの親和性を高める処置が取りにくいからである。取れたとしても、必ずしも最善でなかったりする。しかし、現在の顧客のニーズは、サイト完成後に自社内で変更ができる事であり、CMSに対する期待は大きい。(弊社の経験では、残念ながら、自社更新が完全にできるお客さんはいなかった。自社でできるなら、そもそも、制作会社に依頼する事もない。)
ブログが検索されると、内容が同じでURL(アドレス)が違うページがある事をご存じだろう。特に、掲載数の少ないキーワードでは、検索結果に同じ内容のブログが数件掲載されていることがある。これは、CMSがカテゴリやタグ、サイト内検索などで表示される同じ内容のページを別々のURLで表示するからである。
一方、検索エンジンをだます為に、内容をコピーしたサイトから被リンクを受けてサイトの重要性を稼ごうとする動きがあり、Googleは重複コンテンツに対して評価を下げる対応をしている。また、検索エンジンの利用者からすれば、重複したコンテンツは、少ない方が早く本当に欲しい結果に行き当たるので、検索エンジン側の重複コンテンツに対する対応は正当化される。
これを受けて、弊社では、検索エンジンの探査(ロボット)に対して、ブログなどで重複ページを見に行かせないように対応している。しかし、ページ上のリンクでは、重複コンテンツをたどることができる為、検索エンジン側の索引作成効率化には寄与していないに違いない。
そこで、どれが元になるページか表すcanoicalタグが導入された。CMSのなかには、このタグを生成できるものや、後からプラグインやモジュールなどと呼ばれる追加プログラムによって、対応できるものがある。今回のプロジェクトでもこの対応をおこなった。
もっとも、弊社では、Google側はそれほど、ブログなどでの重複コンテンツに評価を下げる対応をしていないと踏んでいる。多くのプロガーがこの状況を理解していないのに検索エンジン側が対応するのは不適切と考えていると思われる。その証拠に検索結果には重複コンテンツでも、上位に掲載されている。
2011の11月からkenbikyo.orgを開設しました。
これは、筆者の知識をまとめたもので、同時に、コンテンツの拡充でどの程度の上位表示が行えるか実地テストする目的もあります。
ベースとなっているのは、顧客のサイトでコンテンツを作成したものですが、あまり、重要性を理解してもらえず、良い評価をもらえませんでした。しかし、このサイトの上位表示は間違いなくコンテンツ強化の結果です。それは、このサイトのキーワード検索で弊社作成コンテンツが上位に表示されていることで確認することができます。
さて、作成当時からインターネット、検索エンジンの環境はめまぐるしく変化しています。ブログやWikipediaが広まり、Yahoo JapanはGoogleと同じ検索エンジンを使っています。検索対象も数十倍に増えています。Google検索では最初の1ページ=トップ10表示がより重要になってきています。
そこで、腕試しのため、kenbikyo.orgがどの程度の労力で上位表示できるかレポートしていく事にしました。
海の日の連休の大渋滞も終わり、明日は、皆既日食と話題に絶えない毎日ですが、貴社のブログやコンテンツ強化につながる話題はあったでしょうか?
企業のブログやホームページでは、貴社のサービスや製品に関わりのない話題で、ブログやページを作成するのは得策ではありません。そのような話題は、個人のホームページやブログに譲りましょう。
しかし、一見関わりの無いような事象も関連していることがあります。例えば、このエントリは「コンテンツのアイデア」として、皆既日食の話題をどう取り上げるか述べることで、皆既日食と関連づけています。その他、技術系の会社であれば、物理現象である日食と貴社製品の技術が関係しているかも知れません。観測に使われる、天体望遠鏡には、レンズ使われており、薄膜、蒸着、真空などの装置と関わりがあります。
話題になっているキーワードは検索される機会は多くなりますが、一過性の話題なら、収束も早くなります。また、扱われる頁も多くなり、検索エンジンの上位に表示されるには、相当な労力が必要になります。普遍的な話題を取り扱った方が、長期的には労力に対する効果は高いでしょう。
すでに、始まったところが多い夏休み。この時期にアクセスが増えるのは、自由研究の話題です。自由研究なら、必ず貴社製品やサービスに関連した話題が提供できるのではないでしょう。今から、公開すれば、みんなが宿題であわてる8月中旬以降にも間に合います。また、来年、再来年と毎年使える話題ですので、無駄にはなりません。
では、ホームページのコンテンツの選び方をまとめておきます。
CNETに、Bloomberg Newsの報道として、New York Timesが自社ウェブサイトの閲覧に月額5ドルの課金を検討しているというニュースがでていた。
先月、新聞のコンテンツ化で投稿を行ったが、こんなに早く現実の話になるとは思わなかった。前日も、”有料配信というのは、情報の流通としては当然の流れとも言える。”と述べたが、優良の情報は有料のサイトからというのが、将来の情報サイトの姿かも知れない。
もちろん、現在、閲覧料無料の情報サイトも情報収集の為に経費をかけている。しかし、その経費はスポンサーに依って補填されている。既存のメディアである、新聞やテレビ(NHKをのぞく)も公平な報道をしていると公言しも、番組によってはスポンサーに配慮をしている。市場調査などを行う場合、独立の組織に依頼するのと同じである。例えば、新聞についてのアンケート調査を1社の新聞で行えば、偏った情報しか得られない。
無料の情報が氾濫するインターネット、貴社のサイトのコンテンツは十分な質の情報を提供しているでしょうか?最終的には、質の高い情報を載せることが、最高のアクセスアップ、検索エンジン対策になります。
情報などないとあきらめないでください。企業として営業を展開していると言うことは、既存のお客様、潜在的な顧客となる来訪者に提供できる情報が、貴社にはたくさんあるはずです。
20代男性ではインターネットの利用時間がTVの視聴時間を遂に抜いた。(CNET記事:インターネットの利用時間、20代男性でテレビを抜く)
しかし、「これからは、広告はインターネットで」と、短絡的に事は進まないだろう。もちろん、長期的には、そうなるが、日本のTV利用の特殊性もあり、10年と言った時間がかかるであろう。
アメリカなどでは、既に、広告業界(インターネット以外の新聞、雑誌、テレビ)の不振は、大きな社会的変化になってきている。新聞社、雑誌社やテレビ局が立ちゆかなくなっている。ケーブルテレビの利用率が高いアメリカでは、録画機能付きの装置で視聴する事が多く、TV CMはとばされ、7〜8年前から、効果が見限られている。
一般消費者向けでない商品やサービスを扱う、弊社やそのお客様には、それでも、このことによりチャンスが広がると言える。特定の、非常に小さい割合の潜在顧客が対象である、我々には、そもそも、マスコミによる広告は費用対効果が合わない。インターネットの利用者がふえることは、母数の拡大につながり、絶対数はふえる。
これからは、徐々に、今までインターネットを見なかった人たちが閲覧する機会がふえる。特定のユーザーだけを対象にしていては、発展は望めない。最終的には、ごく少数の潜在顧客に対するホームページであっても、もっと広い範囲を対象者にして、間口を広くすることが求められるだろう。
新聞は、部数が減り、有料配信化など新たな収益源を模索している。(記事:新聞 有料配信の将来性 日米で新たな収益源模索)
新聞業界の業績悪化は広告収入の減少による。これはテレビでも同じで、アメリカではかなり顕著である。もともとアメリカは地方紙が主流で、広告費も日本の様な巨額ではない。そのため、ネット広告にシェアを奪われやすかったのも事実である。更に無料ニュースサイトが広まり、新聞を読まない、部数が減る、広告が取れないという悪循環にはまっている。また、無料ニュースサイトでの広告収入も新聞の様には上がっていない。裏を返すと、今までの新聞広告は割高であったと言うことになる。
有料配信というのは、情報の流通としては当然の流れとも言える。これだけ、無料の情報が増えれば、どれが正しいか分からなくなってしまう。現在の検索エンジンは多数が正しいと言う方式なので、一旦間違った方向に情報が向いてしまっても修正が効かない。正しい情報を得るには調査の為に、時間、労力がかかり、対価を求めるのは当然である。
無料だが真偽が分からない情報、広告付の情報(広告主に配慮)、対価を支払って得る確かな情報と人々が求める情報は変化していく。映像、音楽やゲームでも同じである。無料で低い品質で短い期間だけ楽しめるもの、広告付でそこそこ楽しめるもの、お金を払って高品質で全てを楽しむものと変化していく。
新聞がだめになって、ますます、インターネットが重要などと喜んでいるわけにはいかない。ホームページのコンテンツにもその流れはやってくる。ブログが良い例かもしれない。最後に残るのは、良質な情報だけであり、それにはしかるべき対価を支払うことになるだろう。現状では、サイトに掲載している情報の正しさを検証し、不確かな部分は明記するぐらいの注意が必要かも知れない。
ファックスのダイレクトメールがとどき、その文面をみて、ビックリ!ホームページへの集客を増やすという会社からである。ファックスに記載されている手法自体は間違いではないが、その根拠となる数値におどろいた。
では、本当の集客アップとは何だろう? “まちがった集客アップ法” の続きを読む
ブラウザの開発競争が表示を制御するソフトウェア、JavaScriptであることは、以前紹介したが、さらに、3D表示にも波及しそうである。(記事:モジラ、規格標準化団体と共同で3Dウェブの仕様策定へ)
3D表示と言っても、画面上に画像として2次元で表示する機能である。簡単にいうと、SecondLifeがブラウザでできたり、フライトシミュレーターやゲームがブラウザでできることになる。いまでもShockwave.comには、数々の3Dゲームがあるという方もおられるだろう。しかし、実際は、Windows専用のプログラムで動作させているのがほとんどである。これを標準化しようというのである。
メリットは?
企業のIR(投資家向け広報)を支援する日興アイ・アール社が、「2008年度 全上場企業 ホームページ充実度ランキング」(PDF)を発表した。全上場企業3920社(2008年5月末時点)を対象におこなわれたもので、ホームページ制作の観点から参考になる。
今回充実度ランキングで一位になったのは、東芝である。ホームページを見てみると、デザインのシンプルさに驚く。ほとんどは文字リンクである。デザイン要素は非常に少ない。一般的な企業にこのようなデザインを提案したら、一蹴されてしまうだろう。一方、フラッシュ、HTML、テキストバージョンまで用意されている。また、情報の仕分けが良くできており、数万のページが有るにもかかわらず、まとまっている。画像が少ないこともあるだろうが、表示も非常に速い。
今回はIRと言う観点でのランキングであるので、中小企業のホームページにはそのまま、適用はできないが、以前から訴えていた「簡潔なデザイン」「情報の仕分け」と言う点は裏付けされた。新しいホームページを作成する場合は、ぜひ、参考にしてみて下さい。