企業ホームページ充実度ランキング

企業のIR(投資家向け広報)を支援する日興アイ・アール社が、「2008年度 全上場企業 ホームページ充実度ランキング」(PDF)を発表した。全上場企業3920社(2008年5月末時点)を対象におこなわれたもので、ホームページ制作の観点から参考になる。

今回充実度ランキングで一位になったのは、東芝である。ホームページを見てみると、デザインのシンプルさに驚く。ほとんどは文字リンクである。デザイン要素は非常に少ない。一般的な企業にこのようなデザインを提案したら、一蹴されてしまうだろう。一方、フラッシュ、HTML、テキストバージョンまで用意されている。また、情報の仕分けが良くできており、数万のページが有るにもかかわらず、まとまっている。画像が少ないこともあるだろうが、表示も非常に速い。

今回はIRと言う観点でのランキングであるので、中小企業のホームページにはそのまま、適用はできないが、以前から訴えていた「簡潔なデザイン」「情報の仕分け」と言う点は裏付けされた。新しいホームページを作成する場合は、ぜひ、参考にしてみて下さい。

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