iPhoneを使い始めて1年半がたち、グーグルの携帯、アンドロイドも気になってきた。 iPhoneを使っている人を街で多く見かける。シェア自体は世界規模で見ると、まだまだである。(資料「スマートフォンの売上」)しかし、非常な勢いで、伸びているのは確かである。(資料「モバイルOSシェア」[reportのリンク有り])
以前、「IT関係者に利用が多いので、自社もその一員として自分も使ってみたいが、アドバイスを下さい」と言う質問も目にした。そこで、メリット、デメリットをあげてみた。 【メリット】
- 予定の記録ができる。アラームをセットできる。=携帯でもできる
- PC用の資料をいつでも、閲覧できる。
- 地図、乗り換え案内にいつでもアクセスできる=携帯でもできる
- PCサイトを閲覧できる
- アイデアをメモできる。
- ハンズフリー(スピーカーフォン)では両手があく
- YouTubeが見られる。iPodとしての機能(Podcastが利用できる)
- 操作が感覚的
【デメリット】
- 見ればよいので、予定を覚えなくなる。
- いつもあると思い、資料の準備を忘れる。
- 外出前に、訪問先のチェックをしなくなった。
- 携帯サイトにアクセスできない。
- iPhoneの場合、Apple信奉者という目でみられる。
- 時間を確認するだけでも、iPhoneを見てしまう。(時間感覚が鈍る)
冷静に考えると、普通の携帯でもできることは多く、いつの間にか、携帯依存になっていることがわかる。特に、「腹時計」は5分ぐらいの正確さであったのに、最近は、30分近くずれる。
結局の所、普通の携帯にない便利さは、「操作感」「iPodの機能」「PCサイトの閲覧」「PC用資料の閲覧」で、小さなパソコンを持ち歩いている感覚に近い。特別な装置でなく、いつも使っているPCの延長という位置づけである。
従って、モバイル端末を持ち歩いている人と普通の携帯にどっぷりつかっている人には、必要がない。ただし、時代の流れとしては、Windows Mobile 7 をふくめて、スマートフォンが主流になるだろう。携帯だけのユーザーは、モバイル端末を持つか、スマートフォンに切り替える時期がいづれ来るだろう。