6月26日に弊社と提携している複数のサーバー管理会社でそれぞれのセンターがDOS攻撃を被った。当日、画像データベースの最大手、ゲッティイメージでもメールサーバーも攻撃を受けた旨、通知を受け取った。
その後、情報処理推進機構の情報で6月にDOS攻撃が増えていた事がわかったが、それだけでは終わっていなかった。どうやら、次の攻撃の足がかりであったようだ。
翌週の7月4日には、米国と韓国で大規模なDOS攻撃が起こった。
- COMPUTERWORLD:米国と韓国を狙ったDDoS攻撃
- ZDNET:米韓DDoS:マルウェア4種が連携、拡散と攻撃を繰り返す
- ZDNET:米韓DDoSのボットネットワーム、感染PCのデータを消去する可能性
貴社のサイトのサーバーは、問題ありませんでしたか?
ホームページの表示はどうにもなりませんが、メールだけでも通じるように、弊社では、Gmailをバックアップに使用しています。もちろん、自社ドメインでのメールのやりとりは攻撃中は行えませんが、攻撃前に送られたメールの閲覧やGmailでのアカウントで連絡をとることができます。また、自社のサーバー容量では実現できない、古いメールの長期保存も可能です。
内容が読まれると怖がる方も多いのですが、現在の通常のメールシステム自体、配信中は無防備です。また、読まれると言っても、コンピュータが解析しているだけで、現在は、キーワードを拾っているに過ぎません。ぜひ、検討してみてください。