電通とグーグル

電通とグーグルが共同でブランド価値の調査研究、広告指標確立を目指す」というCNETの記事を読んだ。

片や受注金額数億円のホームページを手がける会社と最低1回数円のクリック広告を扱う会社の共同研究である。また、既成のテレビ・雑誌などのマスメディア広告とインターネット広告という意味でも、まっこうから対立している2社におもえる。その2社が共同研究というのには驚きが隠せない。全世界での知名度では、グーグルの方が上であろうが、このニュースのタイトルは”電通”が頭にきていることからも、電通側のラブコールが見え隠れする。電通の得意分野であるブランド調査などとインターネット広告をからめたつもりかもしれない。しかし、ひとたび、グーグルのソウフトウェア開発力にかかれば、インターネットブランド調査など朝飯前である。今その機能が無いのは、多くの人がそのことに興味を持っていないとグーグルが判断しているからであろう。実際、Googleドキュメントにはアンケート機能があるので、その気になれば、あっという間であろう。

任天堂WiiにもYes/Noで答える簡単なアンケートがある。世界中の人がどう答えるか、簡単ながら意外に面白いコンテンツである。まさに、参加型のコンテンツで、長い期間の興味と再訪問を促す仕組みである。貴社のホームページでも検討されてみてはいかがであろう。

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