無線LAN共同体、FON

FONとは、オフィシャルサイトによれば、

せっかく無線LANに対応したノートパソコンを持っているのだから、外出先でもインターネットを楽しみたい!それもできたら無料で…。

FON(フォン)は、そんなユーザーの夢を叶える、世界で最も巨大なWiFiコミュニティー。

となる。自分の無線LAN環境をを参加者と共用することで、参加者がいるところなら世界中で、無線LANが使えるというシステムである。機器も2,000円ほどで手にはいるので、自分で無線LANを増設するなら、価格面でも候補にもなりうる。もちろん、自分のPCが外部から丸見えになるようなことはない。セキュリティも考慮されている。

さて、無線LANがどこでもできるとどうなるか?

ユビキタス社会の第一歩が開ける。IP電話を使うことで、携帯電話に取って代わるかも知れない。すでに、パナソニックはSkype電話が世界中でFONを経由してできる機器も販売している。iPhone、iPod TouchやEee PCなどのモバイル端末が普通に使われ、いつでもインターネットに接続できる。これは、パラダイムシフト、社会基盤の大きな変革になると思う。また、この組織が、コミュニティで広がるところもLinuxのようで次世代の味がする。FONマップで自社の近くをのぞいて、変化の兆しを感じてみて欲しい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA