ユーザーが検索結果に参加できる検索エンジンとして注目をあつめていた、Wikia Searchの提供が打ち切られることになった。(CNET記事:Wikia、「Wikia Search」の打ち切りを発表)
グーグルやヤフーのウェブサーチはコンピュータが機械的に作りだしており、必ずしも全て万人が満足するものではない。しかも、スパムを防ぐために非公開で、みんなが頼っている状態は、OSの一社集中の現象と何ら変わらない。Linuxの役割を検索エンジンにもたらすと期待されていたが、残念である。
Wikiaはインターネットの百科事典Wikipediaの提供を行っている組織である。ニュースでは同時に、Microsoftのデジタル百科事典事業、Encartaが打ち切られ、Wikipediaがその情報の移転を進めていることも報じている。
これは、朗報である。Wikiaは検索エンジンでなく探されるコンテンツで検索エンジンの偏重をただせば良いのかも知れない。ほとんどのキーワードでWikipediaがどの検索エンジンでもトップの検索結果になれば検索エンジンの改革を求める必要はない。