グーグルの百科事典的コンテンツに関する記事を2つ
考えてみれば、文字(テキスト)情報のコンテンツで、最も役に立つものは、百科事典である。検索エンジンとしてはここをねらうのは当然である。余り知られていないが、グーグルはいままでに刊行された図書全てをデジタル化して検索できるプロジェクトも進めている。今までの世の中に存在した情報を全て押さえる勢いである。
ネットでの調べ事はますます、便利になる。ただし、ここで怖いのは使う側が、掲載情報を丸呑みにしてしまうことである。グーグルはインターネットの百科事典Wikipediaの弱点として、情報の信憑性の担保をあげている。Knolでは専門家に監修させているという。民主主義の国では誹謗中傷でない限り好きなことを書けるし、独裁国家では独裁者が好きなことを出版できる。どちらにしても、しっかりと、情報の正しさを判断しなければいけない。今や産地偽装から論文捏造まで花盛りである。自社サイトの掲載情報には十分注意が必要である。